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協力団体

大人がきちんと働き、子どもが希望を持てる社会へ

Nたま11期生 浅野あさの愛美めぐみさん

最初に NGOに興味を持ったのはいつですか?

中学生のときに授業でドキュメンタリー映像を見て、世界では3秒に1人子どもが亡くなっていると知ってショックを受けました。世界の困っている人のために何かしたいと思ったことから、国際協力に興味を持ちました。高校生のときに国際協力の仕事に就くにはどうしたらいいのか、本を読んで調べていたら、農業や医療など自分の武器となる専門分野があるといいと書いてありました。私は友達に勉強を教えることが好きだったので、大学では教育学を学ぼうと思いました。

すごく計画的ですね。その後、大学に入ってからNたまに参加されたとのことですが、どんなことが印象に残っていますか?

高山市での研修を受けて、日本の課題と世界の課題がリンクしているということを実感しました。それまで海外のことに関心が向いていたんですが、日本にも同じように困っている子どもがいるということを知りました。同じ時期に名古屋市の子どもNPOで生活保護を受けている世帯の子どもの学習支援ボランティアを始めたことや、インターン先の名古屋YWCAでホームレス支援や震災支援といった日本の課題に取り組んだのも大きかったです。

Nたま修了後、フィリピンとバングラデシュに行っていたんですよね。

フィリピンには4ヶ月間滞在しました。語学学校で英語を勉強し、知り合いのいるデイケア施設でボランティアをしました。バングラデシュでは、以前アジア保健研修所(AHI)のスタディーツアーで訪れたジャゴラニ・チャクラ・ファウンデーションという現地の NGOで6ヶ月間インターンをしました。ここは小学校の運営やマイクロファイナンスなどを行っている団体です。私は子どもたちが働きながらも学校に行けるプロジェクトに参加し、仕事場や家庭を訪問してインタビューを行いました。また団体が運営している小学校に行って授業を見学し、先生たちとコミュニケーションをとったり、日本の教育についてお話したりしました。

バングラデシュに実際に住んでみて、どのような印象を持ちましたか?

バングラデシュの人は真面目で、自分の国にプライドを持っています。現地の女性の自立活動のリーダーに「来てくれてありがとう、でも私たちは助けはいらない。自分たちで頑張るから、その過程を見守ってくれるような存在であってほしい」と言われたのが印象に残っています。テロや政治不安、貧困など多くの問題がありますが、バングラデシュの人は当事者意識を持って国を良くしようと努力しています。

帰国後に就活をして、来年から企業で働くそうですね。将来の計画を教えてください。

大学卒業後は一般企業に就職します。内定先は、働くことに困難さを抱えている人に仕事を紹介する企業で、アジアでも展開しています。就活では、Nたまやボランティアで考えたことが軸になりました。子どもの貧困問題は子どもではなく社会全体に問題があるから、大人の社会にアプローチすることが必要です。大人がきちんと働いて、それを見た子どもが希望を持てるような社会になればいいなと思います。

バングラデシュの小学校にて