お問合わせ
協力団体

はたけから食糧と環境の問題に携わる

Nたま15期生 近藤こんどう愛里あいりさん

Nたまへの参加動機を教えてください。

大学では文化政策学部を専攻し、まちづくりを勉強していました。行政でも企業でもない民間団体に興味を持っていて、ハンガーゼロを紹介してもらったのをきっかけにNたまを知り、3年生のときに受講することを決めました。

Nたまで印象的だったことは。

AHI(アジア保健研修所)合宿で、川から流れてくる赤ちゃんを下流で拾い続けるのか、上流に行って原因を突き止めてせき止めるのかの話を聞いたことは印象的でした。飢餓で苦しむ人に魚を与えるのか、釣りの方法を教えるのか、ということですね。ハンガーゼロでは「釣りの方法を教える」ことを主にしていました。与えることが全く不要なわけではないので、考えさせられました。

現在の「はたけぞく」に入社した経緯を教えてください。

Nたま受講中はNPOに勤めようか悩んでいましたが、一般企業に就職して実務経験を積むことにしました。まちづくりや場づくりに関わりたかったので、地域イベントを積極的に行う不動産会社に就職しました。その後、勤め先の会社で働く中でご縁があって今の「はたけぞく」に入社しました。

「はたけぞく」は、自然栽培を行う2人の農家さんがオーナーのカフェです。農薬や肥料を使わない、自然栽培で育てた野菜やそれらを使って作った自家製の調味料を生かした料理を提供しています。

お仕事のやりがいはどんなところにありますか。

直接NPOで働いているわけではないですが、環境や食糧の問題に貢献できるところですね。自然栽培では根粒菌や土壌の虫を生かして栽培しているので生態系を傷つけないし、皮まで使えるからとても持続可能でエコですね。

一方で、自然栽培は環境に左右されることが多くすごく難しいです。慣行栽培は安定して大量に生産でき、自給率を安定させるためには必要なことだと思っています。なので、「自然栽培だけがいい」と押し付けたいわけではないです。「はたけぞく」は貸し農園もしています。うまく育たなければスーパーで買う、で構わないので、食糧問題を考えるきっかけになればいいなと思っています。

今後やっていきたいことはありますか?

スパイスの勉強をしています。転職期間にインドに行っていたこともあって興味を持ちました。今、日本ではオーガニックのすごい高いものか、どこで作られたかわからない輸入品しかないので、自分でカレースパイスミックスを作るのが夢ですね!

閑静な住宅街にあるカフェ。 店頭で自然栽培の野菜を販売しています。