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次世代のNGOを育てるコミュニティ・カレッジ2011(通称:Nたま) 9期生募集

◆対 象:NGOのスタッフになりたい人、NGOを設立したい人、
     NGOでボランティアをしたい人

◆開講期間:2011年8月27日(入学式)~
2011年3月17日(修了式)

◆受講料/定員:Aコース:19万5千円/9名
        Bコース:
8万5千円/10名
 ※名古屋NGOセンター会員以外の方は、両コースとも上記に加え5千円増となります。

◆応募条件:以下の他、原則として全課程に参加できる方 ※経歴、性別、年齢等不問

◆申込方法:①「受講申込書(Word:55KB)
      ②「応募動機」③「NGOについての考え」を、各600字、A4用紙1枚にまとめ、
      ④「履歴書(様式自由」)」と合わせて、郵送・FAX・メールのいずれかで、お送りください。

◆申込先:(特活)名古屋NGOセンター
     〒453-0021 名古屋市中村区松原町1-24 COMBi本陣N206
     TEL:052-483-6800(火~土13:00~17:00)
FAX:052-483-6801
     E-mail:info@nangoc.org

◆〆切:2011年8月1日(月)必着 ※応募資格は特になし。書類選考、面接があります。

◆主催:(特活)名古屋NGOセンター
 ※(特活)は、特定非営利活動法人の略です。
◆協力:中部地域のNGO、研修修了生、外務省(申請中)、ほか中部地域の企業/団体

◆本カレッジ無料説明会(要予約)

●日時:2011年7月23日(土)13:30~16:30
●場所:名古屋YWCA(名古屋市中区新栄町2-3、地下鉄「栄」東5番出口より東へ2分)

●コーディネーター:木村真樹さん(本研修1期修了生、コミュニティ・ユース・バンクmomo
代表理事、(特活)名古屋NGOセンター理事)
●内容:本カレッジの内容説明
    修了生による体験談:浅野陽子さん(本研修6期修了生、日本国際飢餓対策機構職員、(特活)名古屋NGOセンター理事)
    その他、個別相談等を行います。

●参加費:説明会は参加費無料(カレッジ参加費は別途必要)

●定員:50人

●申込方法:申込受付期間( 6月28日(火)~
7月22日(金))内に、
     
お名前、電話番号を明記の上、メール、電話、FAXで申込先までご連絡下さい。

●申込先:(特活)名古屋NGOセンター
     〒453-0021 名古屋市中村区松原町1-24 COMBi本陣N206
     TEL:052-483-6800(火~土13:00~17:00)
FAX:052-483-6801
     E-mail:info@nangoc.org

【概要】

●本コミュニティ・カレッジの目的

 次世代のNGOを担う人々が、地域のNGOでの理論(必修講座・選択講座)実践(インターンシップ、事務所訪問、先輩訪問)フィールドワーク(国内・海外)を通じて、自らがNGO活動を創造するために必要な視点・知識・技術の体得、ネットワークを築くこと。

●コースの説明

 Aコース:インターンシップ、理論・選択講座、国内フィールドワーク、海外フィールドワーク、事務所訪問、先輩訪問を行います。(転職希望者、学生、無職など)

 Bコース:理論・選択講座、国内フィールドワーク(ささしま共生会)、事務所訪問、先輩訪問を行います。(会社員、退職者、主婦、主夫、学生など)

●プログラム内容

★入学式&オリエンテーション(A/B両コース共通)
 本研修に参加した動機を振り返り、研修中の目標や、参加者同士がお互いを知り合う場です。
 また、Aコースの方は、インターンシップ先団体との、顔合わせを行います。

 日時:8/27(土)10:00

17:00
 場所:COMBi本陣

【理論】

★NGO活動とは何か(A/B両コース共通)
 NGOが取り組む様々な課題(貧困、人権、戦争、ジェンダー、環境など・・)はどこから生まれるのか。
 実は私たちの生活と深く関わっています。
 社会が生み出す構造的な課題の本質を知り、NGOとして活動するとはどういうことかについて考えます。

 日時:9/18(日)14:00

17:00
 場所:COMBi本陣
 講師:池住義憲氏 <経歴>長年にわたるNGO経験を活かして国内外でワークショップや講演を展開。
              2008年4月、名古屋高裁で違憲判決が言い渡された「自衛隊イラク派兵差止訴訟」の代表原告。
              立教大学卒業後、東京YMCA、アジア保健研修所(AHI)に勤務。現在は、立教大学大学院教授。
              また、南山大学、愛知県立大学大学院、名古屋学院大学などで非常勤講師を勤める。

★マネージメント能力を高める(全4回)(A/B両コース共通)
「課題は何?」「どう解決する?」
 地域NGOの課題解決につながる企画を作成し、実施するまでのプロセスを学びます。

 ①日時:10/15(土)10:00

17:00
  場所:COMBi本陣
  講師:木村真樹氏(コミュニティ・ユース・バンクmomo代表理事、(特活)名古屋NGOセンター理事、本研修1期修了生)

 ②日時:11/12(土)~
11/13(日) ※1泊2日
  場所:アジア保健研修所
  講師:中島隆弘氏((財)アジア保健研修所(AHI)職員、(特活)名古屋NGOセンター理事)

 ③日時:1/15(日)10:00
~ 18:00
  場所:未定
  講師:織田元樹氏((特活)ボラみみより情報局代表理事)

 ④日時:2/18(土)10:00 ~
17:00
  場所:未定
  講師:滝栄一氏((特活)名古屋NGOセンター国際理解・開発教育委員長)

★NGO団体が取り組む課題別選択講座(A/B両コース共通)
 南北問題、環境、多文化共生など、各課題に取り組むNGO団体の講座を紹介します。
 その中から、自分の関心のある講座を選択、受講し、課題の背景や様々な活動について学びます。

 ※期間中に40講座程度のリストの中から、5講座以上を選択。  ※主に平日の夜、土日に開講。

【実践】

★中部地域のNGOでの「インターンシップ」(Aコースのみ)
 NGOはどのような活動をし、組織を運営しているのでしょうか。活動を行う上で大切な視点とは?
 アタマだけで考えていてはわからないことを、実際の現場に足を踏み入れ、感じ考えてみよう。

 ①(財)アジア保健研修財団アジア保健研修所(AHI) 【愛知県日進市】
  アジアの各地で活躍する保健開発NGO職員のリーダーシップ研修を行っている。
  それに加えて、元研修生が行う、国境を越えての研修や住民組織の研修を支援している。

 ②(財)名古屋YWCA 【名古屋市中区】
  平和、福祉、女性、人権など、社会の様々な問題・課題について、啓蒙や提言活動を行なっている。
  また、青少年のリーダーシップトレーニングや女性のための「心の相談室」を設けている。

 ③認定NPO法人
ソムニード 【岐阜県高山市】
  南インドを中心に、貧困に苦しむ人々の自立支援を10年継続。
 
「地域の課題は世界の課題」と位置づけ、海外のみでなく、地元高山市や岐阜県の地域づくりについても、地域の人々と共に考え行動することを目指している。  ※インターン中、宿泊可能(別途宿泊費必要)

 ④(特活)ホープ・インターナショナル開発機構 【名古屋市中区】
  1975年にカナダに設立され30年以上にわたり、途上国の開発援助を行ってきた。
  日本のホープはアジア7カ国とアフリカ2国に衛生的な水の供給、識字教育、コミュニティティー開発および緊急援助などを行っている。

 ⑤(特活)チェルノブイリ救援・中部 【名古屋市昭和区】
  1986年のチェルノブイリ原発事故の被災者支援を1990年に開始。
  ウクライナ国・ジトーミル州の子ども、汚染地域被災者、事故処理作業者、汚染地からの移住者等を対象。
  健康と医療環境の向上等の支援を行ってきた。
  2007年度から、汚染地土壌改善とバイオエネルギー生産を行う「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」に取り組んでいる。
  また、福島原子力発電所の大事故による被災地域に対し、支援を開始した。
 ⑥(特活)レスキューストックヤード 【名古屋市東区】
  自ら考え創意工夫のできる『防災』への取り組みを多くの方々に啓発しながら、災害時には「ひとりひとりが助かる防災コミュニティづくり」を目指し、災害に強いまちづくりのお手伝いをしている。

 ⑦一般財団法人
日本国際飢餓対策機構 【名古屋市昭和区】
 
「私から始める、世界が変わる」を標語にアジア、アフリカ、中南米の開発途上にある国々で、現地にあるパートナーを尊重し、成長しあう協力関係を築きながら、人々のこころとからだの飢餓に応えている団体です。
  日本に住んでいる一人でも多くの方に世界の飢餓問題を知って頂くために、国内啓発にも力を入れています。

 ⑧(特活)名古屋NGOセンター 【名古屋市中村区】
  中部地域や他地域のNGOのネットワークを通じて、市民への情報発信、開発教育、政府への政策提言を行う。

 ※期間は2011年9月~。基本的には週2~3日程度が目安ですが、期間内に合計32日以上の研修日数を満たすことが条件です。(詳細については応相談)
  原則として、上記のNGOのうち1団体を研修生とマッチングします。

★NGOの現場を訪ねる「事務所訪問」&「先輩訪問」(A/B各コース)
 中部地域のNGOの事務所、また、本研修の修了生で、現在NGOで活躍している先輩の活動現場を訪問します。
 活動についての思いや研修期間中の経験談、NGOへ進むきっかけなどをお聴きし、NGOで活躍するコツを学びます。

 ・日時:9/7(水)19:00

  場所:COMBi本陣
  訪問先:田口裕晃さん(本研修4期修了生、(特活)名古屋NGOセンター職員)

 ・日時:9/23(金)13:00
~ 16:00
  訪問先:認定NPO法人
平和のための戦争メモリアルセンター設立準備会(戦争と平和の資料館ピースあいち)

 ・日時:10/7(金)19:00

  訪問先:ニカラグアの会

 ※上記以降も、数回実施します。日程・訪問先等は、入学後にお知らせします。

【フィールドワーク】

 
★「参加型」コミュニティ開発を高山で学ぶ(国内・Aコースのみ)
どのような社会を、どのように創るのか。「開発」という課題は、海外だけではなく、私たちの課題でもあります。
「地域の課題は世界の課題」と位置づけ、インドのみならず、地元岐阜県でも地域開発に取り組む、全国でも数少ないNGO「ソムニード」の国内フィールドである「飛騨高山」にて、参加型コミュニティ開発の基礎を学びます。
 ※協力:認定NPO法人ソムニード、高山市上宝のみなさま、まんま農場

 日時:11/3(木)~
11/6(日) ※3泊4日 ※現地集合・解散

★海外協力におけるNGOの役割とは(海外・Aコースのみ)
 私たちが途上国に対して抱いている「思いこみ」や「イメージ」とは何なのか、現場のリアリティに向き合う研修です。
 インドの農村部に滞在し、国際開発活動に必要な視点・技術を、経験豊かなワーカーから実践的に学びます。
「教えてもらう」講義では体験できないワークショップを通じて、国際協力とは何か、NGOとは何かを考える貴重な10日間となるでしょう。
 ※協力:認定NPO法人ソムニード

 日時:12/5(月)~
12/14(水) ※10日間(移動日含む)  ※現地集合・解散
 講師:中田豊一氏(ソムニード代表理事(共同代表)・参加型開発研修所所長)

 ※研修内容、スケジュール詳細、注意事項については、後日お知らせします。

★足元の「開発」について考える(国内・A/B両コース共通)
 海外だけに貧困があるのでしょうか。国内の貧困問題に取り組むNGO「ささしま共生会」が行う野宿者の人々への炊き出しに参加し、足元にある貧富の差やそれを生み出す社会構造について考えます。足元の貧困、海外の貧困を解決するために何をすべきかを考えていきます。
 ※協力:ささしま共生会

 日時:1/19(木)18:00
~ 21:00 場所:未定
    1/26(木)18:00 ~ 21:00 ※現地集合・解散

チラシ表面(PDF:2MB)
チラシ中面(PDF:680KB)

申込書(Word:55KB)

◆お問い合わせ:(特活)名古屋NGOセンター
        〒453-0021 名古屋市中村区松原町1-24 COMBi本陣N206
        TEL:052-483-6800(火~土13:00~17:00)
FAX:052-483-6801
        E-mail:info@nangoc.org