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【終了】3/2(日)午後開催!「菜の花がつなぐ福島の未来と私たち」

「震災/フクシマから見直す暮らしと社会」連続企画 第5回 

~菜の花がつなぐ福島の未来と私たち~


原発事故から私たちが学んだことの一つは、経済優先の成長し続ける暮らしではなく、地
域でつながり、身近な自然から得られる恵みを活かしたエネルギーで暮らしを紡いでいくと
いうことの大切さでした。
「震災/フクシマから見直す暮らしと社会」連続企画では、これまで『福島に寄り添うために』
『ソフトエネルギーで暮らしを作る』等をテーマに開催してきました。
第5回は、「菜の花がつなぐ福島の未来と私たち」をテーマに、農地の放射能汚染の軽減、
バイオエネルギーや食用として期待が膨らむ菜の花を取り上げます。
今、実際に福島で取り組みが始まっている菜の花の活用は福島の希望となるでしょうか。
その可能性について伺います。
また、地域全体の取り組みとするために何が必要か。
藤井さんの「環境生協」の取り組みや「菜の花プロジェクトネットワーク」のお話から、
東海地域に住む私たちが支えとなれることはあるのか、考えたいと思います。

●日時:2014年32日(日)13:30~16:30
●会場:名古屋国際センター第1会議室  地図はこちら
●主催/申込み:(特活)名古屋NGOセンター
●参加費:無料
●定 員:70名
●対 象:関心をお持ちの方どなたでも
●助成:三井物産環境基金復興助成
●チラシはこちら(PDF:445KB
ゲストプロフィール
★藤井絢子(ふじい あやこ)さん
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NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表。
1990年全国初環境専門生協である「滋賀県環境生協」を立ち上げ、琵琶湖再生に取り組む。
同時にエネルギーと食の地域自立のモデル「菜の花プロジェクト」に取り組み、
全都道府県、韓国、中国、モンゴルでも展開。環境省中央環境審議会委員、バイオマス活用推進専門家会
議委員、全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会副会長などの委員を務めている。
菜の花プロジェクトネットワークでは、福島県須賀川市、南相馬市で菜の花の栽培を地元の方々と
協働しながら取り組んでいる。
★杉内 清繁(すぎうち きよしげ)さん
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(特活)福島県有機農業ネットワーク副理事長、一般社団法人えこえね南相馬研究機構理事。
福島県南相馬市の有機農家。「えこえね」では菜の花プロジェクトに取り組み、
福島の農地再生に取り組んでいる。
★神谷俊尚(かみたに としひさ)さん
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(特活)チェルノブイリ救援・中部前理事長。震災ひと月後から福島県南相馬市で活動を開始。
放射能測定センター・南相馬(とどけ鳥)の立ち上げや、南相馬放射能汚染マップ作りなどに
取りくんでいる。「えこえね」理事も務める。


●申込み:こちらのフォームにご入力頂き、「送信」を押してください。(googleフォーム)
または、同内容をメール、FAX、電話で名古屋NGOセンターまでお知らせください。
申込先:特定非営利活動法人名古屋NGOセンター
     〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3 YWCAビル7F
     TEL&FAX : 052-228-8109 (TELは火~土:13時~17時)
     Mail : info@nangoc.org

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連続企画「震災/フクシマから見直す暮らしと社会」の趣旨
東日本大震災の津波被害、また東京電力・福島第一
原発の事故がもたらした放射能被害により、被災地で
は、農地・山野、河川・海洋、村落・コミュニティなど、地
域の人々にとって大切な空間が崩壊してしまいました。
その被災地の復興・再生が語られ動き出していますが、果たして、
これまでの暮らしのあり方の再現でよいので
しょうか。『東北学』『仙台学』を提唱されている赤坂憲雄氏は、
「人として身の丈に合った暮らしの知恵や技を復
権し、近未来のあるべき風景を東北の地から思い描きたい」と言われています。
そのような視点を元に、東日本大震災でNGOが経験した出来事から、
次世代に伝えうる持続可能な社会、真に豊かな社会とは何かを考える連続セミナーを行っています。
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