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「NGO非戦ネット」に賛同して下さる個人・団体を募集しています!

「NGO非戦ネット」 賛同のお願い

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 http://ngo-nowar.net/

 7月2日、NGO関係者27人が呼びかけ人となり、「NGO非戦ネット」
設立されました。(当センター理事長の西井和裕も呼びかけ人です)
 現在国会で審議されている安全保障関連法案とこの法案を中心とした
日本を戦争ができる国にしようとする動きに意義を唱えるために団体の
枠を超えて反対の声をあげるためです。

 7月2日の「NGO非戦ネット設立イベント」では、「NGO非戦ネット趣意書」
「NGO非戦の誓い」を発表いたしました。(末尾に貼り付けてあります)
 NGO非戦ネットでは、今後関連イベント開催やメディアでの発信を通じて
NGOの立場から非戦の声を上げていく予定です。

 この動きを大きくしていくためにも、多くのNGO関係者の賛同を必要と
しています。ぜひ、ご賛同いただければと思います。

 賛同して下さった方には、今後の動きや活動の情報をお届けし、
また賛同者・賛同団体による同趣旨の元の活動を、共に社会の中に
広げていきたいと思います。
ご賛同いただける場合は、以下のフォーマットに情報をご記入の上、
以下までお送りください。

●賛同送り先:(特活)アーユス仏教国際協力ネットワーク

 E-mail:tokyo@ngo-ayus.jp

*(「NGO非戦ネット賛同」と件名にご明記ください。


●NGO非戦ネット ウェブサイト
http://ngo-nowar.net/

●NGO非戦ネット フェイスブック
https://www.facebook.com/ngonowar

—————個人賛同—————-

私は、NGO非戦ネットに賛同 します。
■氏名:   
■メールアドレス:
■該当するものお選びください。↓ 
(1)NGO職員、(2)NGO役員、(3)NGO会員、(4)その他
■上記の質問で(1)(2)(3)を選んだ方のNGO団体名
■団体名の公開の可否
■メッセージ(あれば)
送り先:特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
E-mail:tokyo@ngo-ayus.jp 
*(「NGO非戦ネット賛同」と件名にご明記ください。)

—————団体賛同————–

当会は、NGO非戦ネットに賛同 します。
■NGO団体名
■代表名 
■担当者名 
■担当者名
■連絡先メールアドレス  
■メッセージ(あれば)
—————————————–
*NGO関係者個人賛同の方へ:お名前はウェブ等で公開いたします。
 所属団体名の公開は任意といたしますので、可か不可のどちらかを
 チェックしてください。
 「NGO関係者」とは、NGOの職員、理事、顧問、評議員など団体で
 役職がある方とします。
*NGO団体賛同の方へ 団体名はウェブ等で公開いたします。
*賛同してくださる場合、個人の場合は賛同金が不要ですが、
  団体賛同の場合は一口5,000円で賛同金をお願いいたします。
  振込先は以下の通りです。「NGO非戦ネット」として活動を進めるに
  あたり必要な経費にあてますので、ご理解の上お願い申しあげます。
郵貯銀行 【店名】〇一八(ゼロイチハチ)
       【店番】018 【預金種目】普通預金 
       【口座番号】0269169
        エヌジーオーヒセンネット

●NGO非戦ネット ウェブサイト
●NGO非戦ネット フェイスブック
https://www.facebook.com/ngonowar

*以下、NGO非戦ネットの「趣意書」と「誓い」


NGO非戦ネット2015~ 趣意書


 

2015年7月2日、私たちは、国際協力・交流活動に取り組むNGOや
市民の立場から、現在国会で審議されている安全保障関連法案と
この法案を中心 とした日本を戦争ができる国にしようとする動きに
反対します。

 私たちは、戦争が起こるカラクリや、人間としての当たり前の権利を
奪われた人々の絶望と反発がテロの温床になっている現実を
見つめてきました。
 世界各地での活動経験から、貧困や飢えから解放され、当たり前の
権利を享受できてこそ、平和で安全な社会が導かれると確信しています。
そのためには、対立を対話に変える努力を積み重ねなくてはなりません。
 国家間の平等な対話の実現は非対称な関係が続く限り難しくとも、
市民と市民、地域と地域の間であれば実現することを私たちたちは
現場で学んできました。
信頼しあえる関係性があってこそ、安心して共に生きる社会が築けます。
 NGO非戦ネットは、武力で平和は作れないという信念のもと、
NGOだからこそ発信できる声を市民に届け、市民が広く結集できる
ネットワークをめざします。
 2002年7月4日、私たちは最初の「NGO非戦ネット」を作りました。
9.11事件以降世界を席巻した対テロ戦争と、対テロの名のもとでの
市民的な自由の規制に危機感をもったNGO有志が集まりました。
 そのときアメリカはイラクに対する戦争の準備を進めており、日本では
有事立法が国会で審議されていました。
 「NGO非戦ネット」は「真の平和と安全保障を」と題する声明や
イラク戦争に反対する声明を発表するとともに、各種イベント開催、
平和デモへの参加、海外の対テロ戦争についての情報発信などを
行いました。
 その後一旦組織を整理し解散しましたが、現在の国際情勢と日本で
急速に進められている戦争に加担する政策や法整備の動きを黙って
見過ごすことはできないと考え、最初の「NGO非戦ネット」の趣旨を
受け継いで新たにNGOによる非戦の動きをつくることしました。
 NGOは国境を越えて市民同士が協力し合い、国の利害を超えて貧困、
環境、人権、紛争といった地球規模の問題の解決に取り組んできました。
時には戦争の被害に苦しむ人々、貧しく抑圧された人々を直接支援
しながら、彼らの声を国際社会に伝えることで不公正な政治、経済の
あり方を問いただしてきました。
 また一方で、自然と共生し、独自の文化・価値観のもとで安心して
暮らす人々の生活に触れ、「豊かさ」のあり方を共に学びあう
交流の場を築いてきました。
 日本国憲法と9条が全世界の人々の平和的生存権を非軍事的な
手段によって達成すると宣言したことを重く受け止めています。
 私たちは国際的な市民社会の連帯を基調とするNGOの立場から、
非戦の思いを市民と政府に届け、今日本の各界各層に広がる戦争
法制に反対する動きと力を合わせていきたいと思います。
 今黙っていて将来に悔いを残すよりは、たとえどんな小さな運動でも、
思いを同じくする人が力を合わせて今できることをしたいと思います。


NGO非戦の誓い


 日本は過去の戦争で、アジア諸国に加害者として深い傷跡を
負わせました。
 そして私たちは広島・長崎の原爆や沖縄戦の悲劇を経験しました。
戦争で犠牲になるのは常に一般の市民でした。
 特に沖縄では「捕虜になるより死を」との命令を守ったために、多くの
人々が集団自決しました。
 彼らは米軍との戦争で殺されただけではなく、日本の戦争体制に
殺されたのです。
 日本の平和憲法はこうした経験に立って二度と戦争を起こさず、
国際紛争を武力によらずに解決することを誓うものでした。
 この平和憲法と非戦の思想は日本が世界の平和に貢献する比類ない
資源であり財産でありえたのです。
 しかし、私たちはこの財産を活用して平和作りの実践を積み上げて
いくことを怠っていました。
 政府のみならず私たちNGOも市民の立場でもう一度非戦の理念に
たった平和作りに取り組まなければなりません。
 今世界中で平和と公正を求める市民の声が広がっています。
 私たちもこうした動きとつながり、軍事化・暴力化する世界をねばり
づよく変えていく必要があります。
 そのために、私たちは声上げて、現在安倍政権が推し進めている
安保法制に反対します。
 そして政府や国連にだけ平和や安全保障の責任を預けるのではなく、
国境を越えた交流・協力、地域における平和・共生の運動を
網の目のように無数に張りめぐらせ、市民の手で市民の安全保障の
オールタナティブを築いていくことを目指します。


呼びかけ人一覧


■秋山眞兄(あきやま なおえ)
 NPO法人APLA共同代表
■伊藤和子(いとう かずこ)
 NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局長
■岩槻由香(いわつき ゆか)
 NPO法人ACE代表
■内田聖子(うちだ しょうこ)
 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長・理事
■大橋正明(おおはし まさあき)
 NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会評議員、
 NPO法人CWS Japan理事 、
 NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事、
 NPO法人ヒューマンライツ・ナウ理事、
 NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事
■小松豊明(こまつ とよあき)
 NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会事務局長
■佐藤聡(さとう さとし)
 NPO法人DPI日本会議事務局長
■佐藤真紀(さとう まき)
 NPO法人日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)事務局長
■清水俊弘(しみず としひろ)
 NPO法人地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)理事
■茂田真澄(しげた しんちょう)
 NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長
■志葉玲(しば れい)
 イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長
■清家弘久(せいけ ひろひさ)
 NPO法人関西NGO協議会代表理事
■高橋良輔(たかはし りょうすけ)
 NPO法人NGO福岡ネットワーク (FUNN)副代表
■谷山博史(たにやま ひろし)
 NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
■田中優(たなか ゆう)
 未来バンク事業組合理事長
■中村絵乃 (なかむら えの)
 NPO法人開発教育協会(DEAR)事務局長
■西井和裕 (にしい かずひろ)
 NPO法人名古屋NGOセンター理事長
■野平晋作(のひら しんさく)
 ピースボート共同代表
■本田徹(ほんだ とおる)
 NPO法人シェア=国際保健協力市民の会代表理事
■満田夏花(みつな かんな)
 NPO法人FoE Japan 理事
■和田信明(わだ のぶあき)
 NPO法人ムラのミライ 海外事業統括


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