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市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS) 賛同団体を募集します!

これまで秘密保護法NGOアクションネットワーク(NANSL)の活動にご理解とご協力を
いただきましてありがとうございました。

NANSLは5月1日をもちまして解散し、後継団体として市民社会スペースNGOアクション
ネットワーク(NANCiS)を設立いたしましたのでお知らせいたします。

NANCiS構成団体一同、NGOの自由な活動スペース(市民社会スペース)の維持・拡大のため
に尽力してまいります。つきましては、弊団体へのご理解・ご協力をお願いしますとともに、
弊団体へのNGOの賛同を頂ますようお願いいたします。

賛同の締切は5月31日です。
賛同申込は以下のURLまたは添付のワードのフォームをメールかFAXで、名古屋NGOセンター
のウエブサイトの申し込みフォームに記入していただくか、添付のフォームに記入の上メールかFAXでお送りください。

<ホームページからのお申込フォーム>
https://nangoc.org/file-previous-site/information/ngonancis.php/
https://nangoc.org/file-previous-site/information/ngonancis.php/#aform-76

<ファックスまたはメール>
(特活)名古屋NGOセンター (担当:西井)気付
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2丁目3番地 YWCAビル7階
TEL&FAX:052-228-8109
E-mail:info@nangoc.org

賛同の〆切日:2018年5月31日(月)


◆資料はこちらから

NANCiS賛同呼びかけ文(PDFファイル) NANCiS賛同呼びかけ文(ワードファイル)
NANCiS設立挨拶(PDFファイル)
NANCiS趣意書(PDFファイル)


◆目的・活動・構成団体

目 的
1.【市民社会スペースの推進とアドボカシー】
2.【市民社会スペースに関わる学習・情報交換とNGO の救援】
3.【国際協力NGO と他分野の市民社会組織とのコーディネーション】

活 動
1.市民社会の自由な言論・活動空間である「市民社会スペース」への理解促進と拡充のための活動
2.市民社会スペースに関する法制度や政策、社会状況や課題に対する監視、提言、抗議活動
3.NGOの対応力強化のための情報収集、情報共有、学習活動
4.NGOが被害を被った際の対応活動
5.他分野の市民社会組織との連携活動

構成団体
・国際協力に関わるNGOの(地域)ネットワーク組織(ネットワークNGO)を「構成団体」として組織される
・本ネットワークの趣意に賛同し、本ネットワークへの連名を希望する個別のNGOのために「賛同団体」
 (団体名の公表・非公表を選択できる)の制度を設ける
・本ネットワークの活動を統括し、意思決定を行うために、各構成団体から選ばれた「世話人」を置き、世話人会を組織する
・本ネットワークの代表者として、世話人の互選により、若干名の「共同代表」を置く
・本ネットワークの事務局業務は、活動内容に応じ、世話人および構成団体で分担して担う.

【参考】NANSL解散と新団体NANCiS設立の経緯

1.NANSLからNANCiSへの移行の経緯
1)NANSLの設立
NANSLは特定秘密保護法がNGOに及ぼす脅威に対応すること

を目的として2014年4
月1日に組織されました。全国の地域NGOネットワーク8団体が構成団体となり、
ほぼ毎月の定例スカイプ会議を行ない、秘密保護法に関わる情報交換、秘密保護
法の運用に関する政府との協議、NGOが同法絡みで不利益を被った際の救援のた
めの秘密保護法対策弁護団との協定書の締結及び同弁護団とのセミナー開催など、
様々な活動を通してNGOへの影響に備えると同時に、NGOが萎縮することのないよ
う多面的な取り組みを行ってきました。

2)市民社会スペース全般への脅威の拡大しかし、2015年安全保障関連諸法の成
立、2017年の「改正組織犯罪処罰法」(いわゆる「共謀罪法」)制定、テロを口
実とする海外渡航の制限など、秘密保護法に限らず広くNGOに影響する政策動向
をモニタリングすべき状況が現れてきました。たとえば、公共施設で政府の政策
に反対する内容を含んだ企画が排除される、ヘイトスピーチや差別的な企画が公
共施設で開催されるなどの事例はその一端が現れたものです。市民活動の自由や
市民社会の活動スペースが狭まるという脅威はすでに広く地域の草の根レベルで
広がっていると言わざるを得ません。

3)NANSLでの議論こうした市民活動の自由や市民社会の活動スペースの問題に
ついて広く議論する場はこれまで、ネットワークNGOの全国的なネットワークで
あるNANSL以外にありませんでした。こうしたことから、NANSLは、2017年の初頭
からNGOの政策環境や市民社会スペースの問題に関して、政策動向のモニタリン
グや情報共有を行うためのネットワークNGO間の連携のあり方や可能性について
議論を深めてきました。

4)NANCiSへの移行の決定
2017年6月15日の「共謀罪法」成立に伴い、ますます上記の認識が高まり、NANSL
としてNGOの自由を阻害する要因やNGOの萎縮の要因に対応する体制が必要である
との認識が深まりました。その結果、2017年度下半期からは当会を「市民社会ス
ペース」全般の課題に対応する新団体に移行するためのその準備を進め、次年度
(2018年度)から新団体「市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)」
へと改組・設立することが決定されました。

2.市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)について
1)NANCiSとは
上記の経緯からNANSLを構成するネットワークNGOの名前で4月1日よりNANCiSへ
の参加の呼びかけを行ない、5月1日をもって正式に設立する運びとなりました。

NANCiSは、組織の目的と活動においてNANSLのそれを実質的に引き継いでいます。
NANSLが秘密保護法を対象とするのに対し、NANCiSは秘密保護法を含めより広く
NGOの活動スペースに影響を及ぼす政策や行政処置、社会的な動向をカバーする
ものとしています。詳しくは添付の趣意書をご覧いただきたいと思いますが、活
動の趣旨を一言で表現するとすれば、NGOの市民社会スペースに影響を与える政
府の政策と社会的動向をウォッチし、NGOに不利な影響がある場合にネットワー
クを生かしてその影響を排除したり救援したりすると同時に、NGO自身が萎縮す
ることがないようNGO間とNGO以外の市民社会組織との連携を行う、というもので
す。

賛同の〆切日:2018年5月31日(月)

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