2/6(日)シンポジウム「海外ルーツの市民とともにある日本社会」
JICA・NGO連携による多文化共生シンポジウム「海外ルーツの市民とともにある日本社会」
近年、海外ルーツを持つ市民が増えている現状に、NPOなどは市民の暮らしと労働を守り、だれも取り残さない様々な取り組みを地域社会で進めています。
このシンポジウムでは、『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』の著者である望月優大氏を迎え、日本で暮らす海外にルーツを持つ市民が、私たちと平等に人権を持つことの重要性を理解し、彼らを取り巻く日本社会の課題を把握します。また、中部地域でそれらの課題に取り組む当事者やNPOの活動報告を聞き、共生社会実現に向けた私たちができるアクションを考えます。
◎望月優大氏
1985年生まれ。ライター。著書に『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書)。認定NPO法人難民支援協会が運営するウェブマガジン「ニッポン複雑紀 行」の編集⾧を務める。ほかにニューズウィーク日本版でのコラム連載、朝日新聞論壇委員など。子どもの貧困など様々な社会問題に取り組む非営利団体の支援にも携わっている。
●日時:2022年2月6日(日) 10:30~16:30
●会場で参加⇒ 会場:JICA中部(名古屋市中村区平池町4-60-7) 定員:60名 受付開始:10:00
●オンラインで参加⇒ 開催方法:Zoom 定員:60名 入室開始:10:15
●参加申込方法:参加をご希望の方は、下記URLより事前申し込みをお願いします。
https://forms.office.com/r/vu5c5G9pNe
<プログラム>
10時30分 開会挨拶、趣旨説明、本日の流れ
10時40分 基調講演「外国人労働者と日本社会 これまでとこれから」
株式会社コモンセンス代表取締役 望月優大氏
11時45分 休憩
12時30分 基調講演に関する質疑応答
12時50分 市民社会における多文化共生の取り組みと課題
1)地域と職場:定住者が日本で暮らし働く際の課題と取り組み
報告者:山田ロサリオ氏(日本ボリビア人協会 理事長)
ファシリテーター:神田すみれ氏(地域と協同の研究センター研究員・多文化ソーシャルワーカー)
2)技能実習生の現場:技能実習制度が抱える課題に直面する実習生への支援についての取り組み
報告者:インドネシア実習生(ビデオ動画で出演)
佐伯奈津子氏(名古屋NGOセンター政策提言委員、名古屋学院大学准教授)
3)学習の現場:海外ルーツを持つ子どもたちが直面する就学問題とキャリア形成についての取り組み
報告者:竹内正直氏(名古屋YWCAグローバルスクール出身者、中学生までフィリピンで生まれ育つ)
ファシリテーター:Keshia Vianny Sundjaja(金子けしあ)氏
(犬山家庭児童相談室相談員、一般社団法人DiVE.tv理事、インドネシア出身)
★望月氏による総評
14:50 休憩
15:00 ワークショップ:関心のあるテーマ毎にグループに分かれ、アクションプランを考えます。
「私たちはどう応える?~日本社会・私たちに求められるもの~」
16:10 JICAにおける多文化共生の取り組まとめ今後に向けて
16:30 閉会
●お問い合わせ:JICA愛知デスク担当 木村 TEL : 052-533-0220 Email:jica_aichi_desk@jica.go.jp
●共催:名古屋NGOセンター、東海市民社会ネットワーク、JICA中部
●後援:愛知県、名古屋市、(公財)愛知県国際交流協会、(申請中)(公財)名古屋国際センター
●協力:(公財)名古屋YWCA、NPO法人地域の未来・志援センター、NPO法人地域と協同の研究センター、中部サステナ政策塾
★チラシはこちらから(PDF940KB)