【終了】10/23(日)開発協力大綱の改定とその主要論点―市民社会の主張とはどのようなものか?
開発協力大綱(旧:ODA大綱)が再び改定されようとしています。
参考: 開発協力大綱の改定 (外務省のwebサイト)
そこで、国際開発学会 社会連携委員会と共催で 開発協力大綱の改定に関する勉強会を開催します。 完全オンラインでの開催となります。 ぜひ、ご参加いただければと幸いです。 ーーーーーーー 開発協力大綱の改定とその主要論点―市民社会の主張とはどのようなものか? 【日時】2022年10月23日(日) 13:00~15:20 【場所】完全オンライン(Zoom) 【対象】国際開発学会会員,国際協力系NGO職員・ボランティア,その他関心のある学部生・院生 等 【主催】国際開発学会 社会連携委員会 【共催】国際協力NGOセンター(JANIC)(申請中),関西NGO協議会,名古屋NGOセンター 【参加費】無料 【申込】 Google Forms にてお申込ください。 【趣旨】 今年5月の新聞報道につづき,9月には外務省から現在の開発協力大綱(2015年1月に閣議決定)の 改定が発表された。今回の改定のために組織された有識者懇談会はすでに第1回目が9月16日,第2回目が9月30日に開催され,今後は11月中旬までに残り2回の会合が開催される予定である。また,公聴会や意見交換会も計画中であると言われている。 前回の改定議論はまさしくSDGsに関する議論の最中に行なわれたが,その後,今年はじめにUNDPから公表された「人新世の時代における人間の安全保障への新たな脅威:より大きな連帯を求めて」にも記されているように,デジタル技術や暴力的紛争,不平等,保健システム上の課題等,新たなチャレンジが注目されるようになっている。外務省の「開発協力大綱の改定について(改定の方向性)」では,新たな「情勢変化」として「普遍的価値に基づく国際秩序」や経済安全保障上の課題,開発協力に関する「官民の役割分担」の変化等も指摘されている。 こうした中にあって,日本の開発協力系NGOは今回の大綱改定についてどのような点に注目し,何を主張しているのか。開発協力は何を目指し,それをどのように達成すべきと考えているのか。本セッションでは,前回の改定時に有識者懇談会メンバーであった大橋さん,今回の有識者懇談会にそのNGO側メンバーとして参加している稲場さん,そのアドバイザリーグループをつとめる方々(の一部)を招き,その見解を学ぶ機会を設ける。 【スケジュール】 13:00 開会の挨拶(名古屋NGOセンター 政策提言委員会 委員 佐伯奈津子さん(名古屋学院大学)) 趣旨・スケジュール説明(国際開発学会 社会連携委員会 委員 岡島克樹(大阪大谷大学)) 13:10 開発協力大綱 前回改定時の主要論点とは何であったか (国際開発学会 理事 大橋正明さん(前回改定時の有識者懇談会委員)) 13:30 開発協力大綱 今回改定時の主要論点とは何か (NGO・外務省定期協議会 開発協力大綱改定NGO代表委員 稲場雅紀さん (今回改定時の有識者懇談会委員)) <休憩10分> 14:10 各論① 非軍事原則について(仮) (日本国際ボランティアセンター(JVC)代表 今井高樹さん) 14:25 各論② 開発協力における人間の安全保障と人権の実現」(仮) (公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 部長 堀江由美子さん) 14:40 各論③ 現地NGO主導の開発・人道支援の実現に向けて (開発・人道支援コンサルタント 塩畑真里子さん) 14:55 フロアとの質疑応答 15:15 閉会の挨拶(国際開発学会) 15:20 終了 以上