11/12(水)西サハラ全国キャラバン2025 in 名古屋 いつか自由で平和な祖国へ!~西サハラとサハラ―ウィ難民に思いをはせて~


 

西サハラの人々は自らを「サハラ―ウィ」と呼びます。サハラ―ウィ難民キャンプに生まれ、スペインに移住した後スペイン国籍を取得したターレブさん。故郷を離れてもなお、占領下にある人々の過酷な生活や難民キャンプの実情を忘れることなく、占領者による人権侵害や資源の強奪を世界に訴え続けています。自決権を奪われた難民の若い世代はどんな未来を展望しているのか。難民キャンプの現状はどうか。私たち日本人に何を望むのか――。当事者から直接お話を聞きます。

◎日時:2025年11月12日(水)18:30~20:30

◎会場:名古屋市東生涯学習センター視聴覚室
名古屋市東区葵一丁目3番21号
地下鉄東山線新栄町下車北へ徒歩5分
https://www.nagoya-higashi-llc.jp/access

◎参加費:無料

◎参加申込:ページ下部のフォームよりお願いいたします。

◎お話:ターレブ・アリー・サーレムさん
アルジェリア・チンドゥーフ近くのサハラーウィ難民キャンプ生まれ。中学生の頃スペインの里親に引き取られ、スペイン国籍を取得。現在33歳。西サハラ・アフリカ・中東問題の政治分析が専門。国連、国際機関での意見陳述や、大学での講演、メディア出演など主に言論分野を中心に活動。著書に『西サハラ——自由への旅』(スペイン語、2023年)がある。

◎通訳:松野明久さん(西サハラ友の会事務局長)
大阪大学名誉教授。専門は紛争研究。東ティモール住民投票(1999年)選挙管理官等に従事。2017年西サハラ訪問。論文に「EUと西サハラ問題-試される規範的パワーの規範意識」(2023)ほか。

◎西サハラとは
「アフリカ最後の植民地」と言われる西サハラは1975年、スペインからの独立過程でモロッコに侵略され、現在も領土の80%が占領下にあります。国連は1991年に住民投票の実施を決めましたが、モロッコの妨害や大国の思惑によって実現していません。アルジェリアの難民キャンプに拠点をおくサハラ―ウィは「サハラ・アラブ民主共和国」の樹立を宣言し、モロッコ占領下のサハラ―ウィはそれと連携して非暴力による抵抗運動を続けています。難民キャンプには約20万人が暮らし、住民投票を経て、解放された祖国に帰れる日を待ち望んでいます。詳しい情報は西サハラ友の会のウェブサイトをご覧下さい。 https://fwsjp.org/

◎主催:特定非営利活動法人 名古屋NGOセンター
◎協力:西サハラ友の会/アムネスティ日本(「なごや栄・わや」グループ)」
◎後援:日本平和学会 中部・北陸地区研究会

 

 


 

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