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【終了】《参加者募集》1/25(金)ともに語りあう「人権・開発・平和」~これまでとこれから、NGOの関わり~

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チラシのダウンロードはこちらから→ ともに語りあう「人権・開発・平和」.pdf(2,852KB)

自国第一主義による国際協調の後退、移民排斥やポピュリズムの広がりなど、世界の平和を支える道徳的規範や統治の枠組みが機能不全に陥り、平和秩序が揺らいでいます。日本国内では他者との違いに対する不寛容な空気が広がり、ヘイトスピーチが野放しにされ、個人の尊厳を損なう言説が多発しています。社会から自由闊達な言論が失われ、委縮と忖度が意思決定を支配する傾向が強まり、市民活動にも少なからず影響を及ぼしています。

平和秩序の不安定化と軍事的緊張の高まり、それに伴う市民的自由への干渉や言論空間の縮小等、市民社会スペースの狭隘化と脅威が進行する現今の状況において、国際協力NGO始め市民社会の果たすべき役割が問われています。

このイベントでは会場のみなさんに参加していただき、長年NGO活動に取り組んできた人たちの経験を共有し、「人権・開発・平和」の取り組みの現状とこれからの課題について、3人のパネリストと共に考え、議論したいと思います。

◆日時:2019年1月25日(金)18:30〜20:45(18:00開場)

◆場所:名古屋国際センター3F 第1研修室

    名古屋駅徒歩7分 地下鉄桜通線 国際センター駅直結

◆スピーカー:宇井志緒利さん

       佐伯奈津子さん/羽田野真帆さん

◆参加費:500円(学生) 1000円(一般)

◆お問い合わせ:名古屋NGOセンター

 〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3 YWCAビル7F
 TEL&FAX:052-228-8109
 E-mail:info@nangoc.org
 URL:https://nangoc.org/file-previous-site

◆申込方法(要事前申込み):以下の「申込みフォーム」からお願いします。

 ※当日参加も受け付けます。

主催:日本平和学会中部・北陸地区研究会

    特定非営利活動法人 名古屋NGOセンター

◆協力 :特定非営利活動法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク

    NGO非戦ネット

———————<パネリストのプロフィール>———————

宇井志緒利(ういしおり)さん  立教大学大学院キリスト教学研究科教員

1960年愛知県春日井市出身。学生ボランティアをきっかけに、1984年からアジア保健研修所(AHI)の職員として、カンボジアやフィリピンなどアジア諸国における地域開発ワーカー育成支援に従事。1992年~93年世界教会協議会(WCC)カンボジアプログラム調整役として、カンボジア常駐で農村開発・国内難民支援などに関わる。2007年名古屋大学医学系研究科国際保健専攻博士課程修了。2015年より現職。健康、開発、平和、アジアの市民社会をテーマにした授業を担当。著書に 『Ethnography Unbound』(共著、カリフォルニア大学出版会、1991)、『非戦・対話・NGO』(共著、新評論 2017)他。

佐伯奈津子(さえきなつこ)さん  名古屋学院大学国際文化学部教員

1973年東京都出身。東南アジアにおいて日本が関わった開発と紛争、人権問題に取り組む。とくに長年の内戦と津波を経験したインドネシア・アチェ州では、20年間にわたり女性たちの証言の聞き取りと自立支援をおこなう。2015年4月、名古屋に赴任してからは、東海地域に暮らすインドネシア人の相談を受け、行政手続きや労災、DVなどの問題解決を支援している。

羽田野真帆(はだのまほ)さん  NPO法人 名古屋難民支援室コーディネーター

1989年岐阜県可児市出身。小学生のころ渡米し、現地校でパレスチナ出身の友人などができた体験から、将来難民支援を仕事にしたいと考えるようになる。大学生になってから、日本にも難民が来ていることを知り、学祭で難民に関する講演会や展示会の開催、難民対象の日本語教室での活動、難民認定手続きのための難民と弁護士の打合せの通訳、立証資料の翻訳などに関わる。東海地域で難民支援に携わりたいと、名古屋難民支援室に2012年の開設時より参加。

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以下、申込フォームです。こちらより、お申し込みください。

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