【終了】3/9(日)講演会「ねえねえ聞かせてナナイさん フィリピンの村のボランティア半生記」
エセンさんはみんなから親しみを込めて、ナナイ(お母さん)と呼ばれる村の親切おばさん。フィリピン、ミンダナオ島のニューコレリアで長年保健ボランティアとして活動しています。町の保健課の保健師や助産師さんの手伝いをするだけでなく、村の人たちの相談にのったり、いろんな会合には率先して関わったり。そんなナナイさんのボランティア半生記を聞いてください。
フィリピンの保健医療制度についてのミニ解説もあります。
日時:2014年3月9日(日)午後2時〜4時半
場所:アジア保健研修所(AHI)
名鉄豊田線「黒笹」から徒歩15分(愛知国際病院となり)
参加費:300円
主催:公益財団法人アジア保健研修所(AHI)日進市米野木町南山987-30
電話0561-73-1950 FAX0561-73-1990 e-mail:info@ahi-japan.jp
■保健ボランティアって?
AHIの協力団体である、フィリピンのプライマリヘルスケア研修所(IPHC)というNGOは、1970年代後半ある医師夫妻が無料診療所を始めたことが創設のきっかけとなりました。同じ症状を訴えて何度も同じ人がやってきたことから、ただ「治す」だけではだめだと気付き、保健ボランティアの育成を始めました。ナナイさんも、その頃研修を受けて保健ボランティアになりました。
1981年フィリピン政府は、保健ボランティアを制度の一環として位置付けました。それがバランガイヘルスワーカーです。バランガイは、フィリピンの最少の行政単位です。バランガイヘルスワーカーは、保健行政と住民とを結ぶ役割。ナナイ・エセンさんもその一人になりました。
■ナナイさんってどんな人?
ナナイさんは、1950年生まれ。ダバオ市から2時間ほどの農村部、ニューコレリアに住んでいます。この35年を振り返って彼女は、「はじめはみんな頑として検査さえも受けようとはしなかった。私たちの活動の喜びは、初めは無関心だったり、信じようとしなかった人が、知識を身につけていくのを見る事です」
「ナナイ(お母さん)と声を掛けられることが、元気とやる気の源です』
■お申込みはAHIまで 電話0561-73-1950 FAX0561-73-1990 e-mail:info@ahi-japan.jp
★ナナイ・エセンさんは、3月8日(土)愛知医科大学で行われる日本国際保健医療学会の講師として来日します。
保健医療分野で国際協力に携わっている人たちの集まりですが、関連のテーマでの発表、学生の発表などもあります。
タイの地域保健分野で人材育成に携わってきたマヒドン大学の教員の方のお話もあります。様々な人たちの
交流の場になればというのが主催者の意向です。一度ホームページをご覧ください。
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公益財団法人 アジア保健研修所(AHI)
〒470-0111愛知県日進市米野木町南山987-30
tel:0561-73-1950 fax:0561-73-1990
e-mail:info@ahi-japan.jp
アクセス 名鉄豊田線「黒笹」駅下車徒歩15分愛知国際病院隣
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