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【終了】1/28(日)平成29年度NGO研究会 安全管理ワークショップ

現在、NGOの安全対策は、紛争地で活動する団体のみならず、バングラデシュでJICA事業担当者が殺害された例のように、比較的治安のいい地域・国々で活動する際においても必須となっています。海外事業地への出張中やスタディツアーの実施中等、交通事故や犯罪、テロ等に巻き込まれたらどのように組織として対応するか、また、そのような事が起こる前に組織としてどのように準備することで、負のインパクトを最小限にすることができるか、を学ぶことが出来ます。

NGOが参加できるJICAの安全対策研修では、個人がどのように身を守るかという点が学べる一方、実際には、組織の安全対策ができていないと、個人で身を守るにも限界があるのが現状です。そこでこの研修は、NGOの安全対策を体系的に学ぶことができる内容になっています。

この研修は、東京、大阪、福岡等の他都市ではすでに開催されていて、多くの日本のNGO関係者が受講しています。 役員、職員、ボランティアの方等、どのような方でも参加できるようになっています。 学生団体や一人NGOの方、JICAや外務省等の資金を得ようとしている方にもおすすめです。 めったにない「貴重なNGO専用の安全対策研修✕貴重な名古屋開催」ですので、ぜひご参加ください。

■ワークショップの流れ ■
・現地出張時に起こり得る安全上の問題について、ケーススタディとして特定の国を取り上げ、考え得るあらゆる危険について検討する(交通事故、病気、強盗、自然災害等事)
・以上が起きないようにするための方策、あるいは起きた場合の対応計画について考える
・自団体の活動地で、このようにあらゆる危険を想定した準備ができているかを再検討する
・もしできていない部分がある場合、いつまでに何をして変えていくのか、不足しているものは何か(お金、時間、人、情報、研修等)、検討・立案する。

■ワークショップで得られるもの■
•NGOの行う安全管理について、体系的な理解を深めることができます。
•最新のリスク管理手法について理解を深め、実際の業務にどのように応用すればよいのかが理解できます。
•他団体と経験を共有しながら、自団体の抱える課題を整理することができます。 •安全管理方針や計画策定のためのツール、研修情報等を入手することができます。
•JaNISSによる自己資金の活動成果として、「NGO安全基準(案)」とそのガイドブック(案)を入手し、説明を受けた後、質問やフィードバックを行うことができます。
※研修終了後、18:30から懇親を兼ねた食事会を予定しています。是非、参加をご検討ください。 (参加を希望される方は、26日(金)までにJaNISSまでお知らせください)

~~イベント詳細~~

【日時】2018年1月28日(日)10:00-18:00 (9:45より受付)

【主催】(特活)難民を助ける会(AAR)、NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)

【協力】(特活)アイキャン

【対象】国際協力NGOの事業管理、事業実施担当者、または安全管理に責任、関心を有している方(役員、職員、ボランティア等身分は問いません)。

【定員】25名。

【ファシリテーター】穂積武寛(難民を助ける会) 講師・井川定一(アイキャン)、折居徳正(JaNISS)

【場所】国際デザインセンター セミナールーム1 愛知県名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパーク・デザインセンタービル http://www.idcn.jp/facilities/access

【申込先 】参加をご希望される方は、以下のURLからお申し込みください。 http://kokucheese.com/event/index/502692/