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【参加者募集】2022年度多文化共生パートナー育成講座 with DIVERSITY

【参加者募集】2022年度多文化共生パートナー育成講座 with DIVERSITY
~知る、つながる、共に暮らす~
 DIVERSITY(多様性)を尊重しあう社会では、すべての人は自分らしく生きることができ、活力ある未来を創造することができます。
 日本でもDIVERSITYに取り組むコミュニティーは増えているものの、真のDIVERSITY実現のためには、社会全体での意識改革が不可欠です。
 本講座は、多文化共生を阻む根本の問題である無意識の差別・偏見(=マイクロアグレッション)を理解し、講義やワークショップ、現場からの報告を通じて、現状や課題を知り、問題解決のためのアクションを考え、参加者が地域と海外ルーツの市民や団体とつなげる橋渡し役となることを目的とします。
 多文化共生に関心のあるユース向けに全3回の講座を実施し、3回の講座を受講いただいた方には修了証をお渡しします。
 マイクロアグレッションとは、「特定の個人に対して属する集団を理由に貶めるメッセージを発するちょっとした、日々のやりとりである。」
(デラルド・ウィン・スー『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』マイクロアグレッション研究会訳、2020 年、明石書店)
*Micro+aggression=微細な+攻撃 たいていの場合 無意識/無自覚の差別
 第1回は金 友子氏(立命館大学国際関係学部准教授)を講師に迎え、基調講演とそれを踏まえた体験型ワークショップにより、無意識の差別・偏見について理解します。
 なお、基調講演のみ一般の方の視聴が可能です。
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第1回:基礎講座(ホップ) 12/18(日)13:30~16:30
 金 友子氏(立命館大学国際関係学部准教授)の基調講演とそれを踏まえた体験型ワークショップにより、無意識の差別・偏見について理解し、自己を振り返り、気づきのプロセスを持つ講座です。
●プログラム:
13:30~15:00 第1部:基調講演「マイクロアグレッションー日常に潜む見えない差別」
             講師 金 友子氏(立命館大学国際関係学部准教授)
15:00~16:00 第2部:体験型ワークショップ
16:00~16:30 まとめ
●講師:金 友子(きむ うぢゃ)氏
立命館大学国際関係学部准教授。専門領域は在日朝鮮人をめぐる問題、ジェンダー研究・フェミニズム理論など。在日朝鮮人をはじめとして朝鮮半島から世界各地に離散した朝鮮民族のエスニック/ナショナルアイデンティティと彼等・彼女らの歴史を研究する傍ら、離散民が居住国において社会的マイノリティとして直面する差別や抑圧の問題に関心をもってきた。
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第2回:選択講座(ステップ) 2/5(日)13:30~16:30
海外ルーツの市民のライフステージについて、現状と課題を知り、問題の根幹は何かを考え、アクションにつながるヒントを得る講座です。
以下3分野からどれか1つを選んで参加いただきます。(申込時に希望をお聞かせください。)
①「学び、社会にでていくーー進学、就活を考える」
報告者:ダンス 瞳 イラリーデナディ氏、金子 ケシア氏(犬山家庭児童相談室相談員、一般社団法人DiVE.tv理事)
②「働き、生計を立てるーー労働の現場を考える」
報告者:榑松 佐一氏(愛知県労働組合総連合顧問)、住吉 エリオ 洋一氏(岐阜ローカルユニオン執行委員)
③「地域で生きるーー地域住民との関係、老いに向けて考える」
報告者:上江洲 恵子氏(愛知高齢者生協ケアセンターほみ管理者)、金 順愛氏(元コリアンネット愛知事務局長)
●プログラム:
13:30~14:30 現場から現状と課題の共有
14:30~16:00 ワークショップ
16:00~16:30 まとめ
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第3回:アクション発表会(ジャンプ) 3/19(日)13:30~16:30
第2回を踏まえ、地域と海外ルーツの市民をつなぐ橋渡し役として、グループで課題解決に向けたアクションを検討します。
アイディアは全体で共有し、有識者(行政、当事者団体、専門家)から講評していただきます。
●【講評者】
大橋 充人氏(愛知県立大学客員共同研究員)、
金 順愛氏(元コリアンネット愛知事務局長)、
平山 陽洋氏(名古屋外国語大学世界教養学部世界教養学科講師)
プログラム:
13:30~15:30 ワークショップ
15:30~16:00 全体共有
16:00~16:30 まとめ
●対 象
多文化共生に関心のあるユース(学生、35歳以下の社会人)および一般(第1回基調講演のみ視聴できます)
●会 場
JICA中部(名古屋市中村区平池町4-60-7)およびオンライン(第1回のみ)
●申 込
12月11日(日)20時までに事前申込が必要です。
JICA中部Webサイトまたはチラシ表面のQRコードのリンク先からお申し込みください。

https://www.jica.go.jp/chubu/event/2022/20221218_01.html

●参加費 無料
●お問合せ
JICA愛知デスク Tel:052-533-0220 E-mail:jica_aichi_desk@jica.go.jp
●共 催
特定非営利活動法人名古屋NGOセンター、東海市民社会ネットワーク、独立行政法人国際協力機構中部センター(JICA中部)
●後 援
愛知県、名古屋市、公益財団法人愛知県国際交流協会、公益財団法人名古屋国際センター
●協 力
公益財団法人名古屋YWCA、特定非営利活動法人地域の未来・志援センター、特定非営利活動法人地域と協同の研究センター、中部サステナ政策塾、特定非営利活動法人日本ボリビア人協会
チラシ(PDF)は以下です↓
多文化チラシ_1111_修正版