【報告】「あいち国際理解教育ステーション(AIS)」が初めてのオンラインワークショップを開催しました
「あいち国際理解教育ステーション(AIS)」が2022年3月26日(土)に初めてオンラインワークショップを開催しました。
タイトルは「『こどもが働くって?』無料オンラインワークショップ」。
進行はAISメンバーが務めました。
※ワークショップの参加者募集案内:https://nangoc.org/2022/03/19/20220326_ais/
参加者はスタッフ含めて12人。最初のアイスブレイクでは1~12の番号を重ならないように順番に言ってみるということで、マイクのミュートを全員がはずしてチャレンジ。重なって言ってしまい、何度かやってようやく成功しました。
この日のテーマは児童労働。世界で児童労働をしているこどもは1億6000万人。こども10人に1人の割合です。なぜ、子どもが労働しなくてはならないのか、ケーススタディとして、ある家族の一か月の収入から生活や教育に使う支出の配分をどのような割合で決めたらいいか、グループに分かれて考えました。
グループで別れて考える際にAISが記録用に使ったのが、Googleが提供する「jamboard」。
グループごとにjamboardで割り当てられたそれぞれのページを画面共有し、グループで出た意見をAISのメンバーが記入して、可視化していきました。
全体で各グループの意見を画面共有するときにも、各グループが作成したページを瞬時に行ったり来たりして参加者に表示できるので、時間のロスがなく、共有がスムーズでした。
コロナ禍で対面によるワークショップの機会が少なくなった「あいち国際理解教育ステーション(AIS)」は今回、オンライン(ZOOM)を活用することでワークショップを実施することができました。
名古屋NGOセンターは協力団体として、準備段階よりこのオンラインワークショップのサポートを行いました。AISの今枝さんは「今後もオンラインによるワークショップの研究を重ね、よりよいワークショップが提供できるようにしていきたいと思います」と語りました。
*この事業は、「長引くコロナ禍の影響を受け、活動の停滞に苦しむ中部地域のNPO/NGOおよび困難な状況にある支援対象者のために、初めてのオンラインによる活動をサポートし、技術移転をするプロジェクト」として、「2021中部ウォーカソン」の寄付を活用し実施しました。